建設業WGで産廃の講師を

県行政書士会建設業ワーキンググループで産業廃棄物の話をさせていただきました。
県行政書士会の中に「建設業ワーキンググループ」があり、有志が集まり、建設業に関することについて研修や勉強会を年4回程度開催しております。
建設業と廃棄物の関係で言えば、建設業から発生する廃棄物の発生量も多く、これを適正に処理していくことが求められております。
また、原則として元請業者が産業廃棄物の排出者となるため、下請けで工事を実施した場合、工事から出た産業廃棄物を運搬するには、原則として産業廃棄物収集運搬業の許可が必要(※「さんぱいコラム」にも記載)などということもあり、建設業の方で産廃の許可をお持ちの方も多数おられます。
このようなことから、建設業WGでも産業廃棄物をテーマとすることになり、県職員時代に廃棄物も担当していたことなどから、本年度第3回目のワーキンググループで講師をさせていただきました。
廃棄物処理法の基礎的な部分から、具体的な収集運搬業許可申請手続きの方法、許可取得後の留意事項等についてお話させていただきました。加えて、経営事項審査の加点要素、山形県の競争参加資格審査の評価項目となっていることから、「エコアクション21」についてもお話させていただきました。
参加したワーキンググループの皆様において、産業廃棄物に係る法律の基本的な部分などについてご理解いただけたのであれば、幸いと思っているところです。
なお、建設業の方で産業廃棄物収集運搬業の許可を取得したい方や、エコアクション21の認証を受けたい方につきましては、ぜひ当方にご相談いただきたいと思っているところです。
また、建設業の許可関係の仕事もお引き受けさせていただきたいと思います。

2023年12月16日